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『ナイロビの蜂』特集

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レイチェル・ワイズ 本年度アカデミー賞助演女優賞受賞『ナイロビの蜂』 5月13日より丸の内プラゼール他にて公開
『ナイロビの蜂』のココが観どころ! 『ナイロビの蜂』アフリカの現状 レイチェル・ワイズ徹底解剖
レイチェル・ワイズ 徹底解剖 ~イイ女の5つの法則~
『ナイロビの蜂』で見事、アカデミー賞助演女優賞に輝いたレイチェル・ワイズ。名前を呼ばれた瞬間、大きなお腹の彼女が静かに立ち上がり、壇上で素晴らしいスピーチを披露すると、会場にいた誰もがレイチェルに惜しみない拍手を送りました。『ナイロビの蜂』の作中では、強い信念を持って活動家として組織との戦いに命を投げ打つ、美しい妻を演じたレイチェル。彼女が表現したのは、夫への大きな愛と、女性としての強さ。実生活でも、知的な女優として知られているイイ女、レイチェル・ワイズ。そんな彼女が教えてくれるイイ女の5つの法則をご紹介します!
法則その1 イイ女は、独立する! 14歳のころからモデルをしていたレイチェルは、モデルを続けながらイギリスのケンブリッジ大学に進学。そこで急進的なフェミニストとしての活動に目覚める一方、いつまでたっても、「笑って、立って、まわって」と言われ続けるモデルの仕事に嫌気が差したレイチェルは、「ため息ばかりの日々」から脱出!
まだ大学生にもかかわらず、劇団トーキング・ダンを結成。20歳のときにエディンバラ演劇祭で彼女が脚本を執筆、みずからが演じた“Slight Possession”が、ガーディアン賞を受賞したのでした。
 
この受賞によって、ただ「笑って、立って、歩く」だけではなく、脚本まで書ける「才能ある」女優として名を知らしめたレイチェル。自分ひとりの力で、地に足をつけてしっかりと立ち上がる彼女の生き方、カッコよすぎじゃありませんか!?
20 歳を過ぎても、映画出演のオファーはなかなかなく、テレビ番組や、低予算映画にコツコツ出演。 1996 年には『魅せられて』に出演し、この作品ではエアロスミスの娘、リヴ・タイラーのみずみずしい演技にすっかり食われ……。当時 25 歳のレイチェルは、 19 歳のリヴに完敗! 若いぴちぴちのギャル女優に役を取られまくる、不遇の日々。彼女にようやく運が回ってきたのは、 1999 年。レイチェルにとって運命的な作品『 ハムナプトラ / 失われた砂漠の都 』のエヴリン役を獲得したのです!
このとき、レイチェル 28 歳。女 30 、がけっぷちまであともうちょっとのところで、この作品に出会ったのでした。あぶないあぶない……。
低予算ながらも空前の大ヒットとなったこの作品で、レイチェル・ワイズの名前はハリウッド中に知られるようになったのでした。
法則その2 イイ女は、苦労してなんぼ
法則その3 イイ女は、文句を言いません! レイチェルは、『ハムナプトラ / 失われた砂漠の都』の撮影であまりにも過酷なアクションシーンのため全身に50か所以上(スゴイ!)のアザを作ったそうですが、一言も文句を言わない彼女にスタッフを含め、相手役のブレンダン・フレイザーもリスペクトしまくり!
 
また、『コンスタンティン』では、主役のキアヌ・リーヴスがレイチェルを浴槽に沈めるシーンで、リアルな演出を要求した監督はキアヌに「レイチェルを本気で沈めろ!」と指示。キアヌに本気で、頭を押さえつけられたレイチェルはあまりの苦しさにもがきまくったそうです。「あのシーンの私は、演技じゃなくて本気で苦しんでるのよ! すごく怖かったわ!」と笑いながら告白したレイチェルの女優魂。ちょっとやそっとのことでは、文句を言ったらイイ女失格!文句を言わず、涙も見せない強くてイイ女を目指しましょう!
イイ女の必須条件……それは、元カレに「あいつはイイ女だったな」と言わせること。レイチェルももちろん例外ではありません。彼女は、現在ケイト・ウィンスレットの夫でもあるサム・メンデス監督とお付き合いしていたころがありました。メンデス監督はデビュー作『アメリカン・ビューティー』で、数々の映画賞を総ナメにしたハリウッドでもひっぱりだこの監督。
元カノのレイチェルをテレビで見た監督は、ある日、妻ケイトの前で言ってはいけない一言を言ってしまいます。「あいつ……やっぱりイイ女だ」。ばかっ、メンデス監督のばかっ、と言ってやりたいところですが、この一言でレイチェルは完全に恋愛の勝者なのです! 夫に目の前で元カノをべた褒めされたケイトは、一念発起のダイエットに励み、さらにイイ女になりました。イイ女効果は、元カレの奥さんにまで効いてしまうのですね!
法則その4 イイ女は元カレに褒められろ!
法則その5 イイ女はスピーチ上手! 『ナイロビの蜂』では、まるでレイチェル自身を投影しているかのような、独立心旺盛で、夫への愛情にあふれるテッサを魅力たっぷりに演じたレイチェル。彼女の熱演は多くの人に認められ、今年度のアカデミー賞助演女優賞に見事、輝いたのでした。壇上でスピーチする妊婦姿のレイチェルは、「聡明(そうめい)な共演者であるレイフ・ファインズ、人間らしさにあふれたメイレレス監督、繊細で威厳あるプロデューサーのサイモン、そしてもちろん、この勇敢な物語を書いたジョン。彼は、命をいとわず不正との戦いに挑む人々に心からの賛辞を送りました。私よりも彼らの行いのほうがずっと崇高(すうこう)だと思います……」と静かにスピーチをすると、ほほ笑んでゆっくりと席に戻りました。皆さん、<泣かない、叫ばない、はしゃぎすぎない>。これぞ、大人のイイ女のスピーチです!
 
35歳で、ようやく映画の女神に祝福されたレイチェルは、知的なスピーチとともに、上品なスピーチでイイ女っぷりをさらに上げたのでした。
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