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ウディ・アレン、「人生は悲劇」と告白

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老いてますますネガティブ志向なウディ・アレン
老いてますますネガティブ志向なウディ・アレン - (C)GION

ニューヨークに住む若者たちの恋をコメディタッチで描いた『僕のニューヨークライフ』が、まもなく公開される。この映画の監督ウディ・アレンが、インタビューで波乱に満ちた人生を振り返った。

ミア・ファローとの結婚後、彼女の養女スン・イーとの不倫が発覚しドロ沼離婚。その後、スン・イーと結婚し今なお幸せな生活を送っていることはあまりにも有名。そんな波乱万丈の自分の人生について、アレン監督は「人生とはいくつかの面白いエピソードが含まれた悲劇。人生は、いつも悲しくて悲劇的なんだ。すべての人の人生が美しく終わるとは限らないから」と、悲観主義者の彼らしいコメントをした。

アレンの20歳のころの夢は「当時は、悲劇を書く劇作家になることを夢見ていた。でも僕には悲劇を書く才能はなくて、笑わせることしかできないと、あるとき気付いたんだ。そのころは、人を笑わせることになんて興味を持っていなかったからとても失望したよ」と若いころの自分を語った。

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「この映画の主人公は昔の自分の要素をたくさん取り入れたし、僕の演じた老人は被害妄想的なところなんてまさに自分だと思う。作っていてとても楽しかった映画なのでみなさんも楽しんで観てください」とファンに向けてメッセージを送った。

『僕のニューヨーク生活』は1月21日より恵比寿ガーデンシネマほかにて公開。
『僕のニューヨーク生活』オフィシャルサイトny-life.jp

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