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佑子の韓流日記5

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わたしのヨン様をもとめて? それとも仕事で新境地を開くため? はっきりした理由は本人にも謎のまま、直感だけを信じ、いきなり韓国へ留学した安田佑子のエッセイ連載開始です!

<その5>B型のカレシってどうですか?


▼日本では映画が封切りになるのはフツー、土曜ですよね

でも韓国では木曜からだったり火曜からだったりします。イサンヘ~(変だよ~)

そんな時に「なんで?」と思うけれど、韓国人からすれば「じゃあ何で日本は土曜に始まるわけ?」と思うわけで、これも文化&習慣の違いで面白いです。

イ・ドンゴン主演の『B型の彼氏(仮題)』も2月初旬の木曜日から公開されました。旧正月シーズンで大作の上映が多い中、健闘を見せたロマンティック・コメディです。

▼『B型の彼氏』←もうタイトルを見ただけで、面白そうじゃないですか。

血液型占い大好き国民て、私の知る限り日本人と韓国人、中国人、あとインドネシア人もそうかな……?(欧米の人は本当に血液型占いって信じてない人多いです。というか興味もないし、自分の血液型を知らない人もいっぱいいます)

とにかく誰が決めたのか日本でも韓国でもB型=自己チュー、というイメージはあるらしく、かくいう私も普段から皆に煙たがられているB型のため(笑)この映画はぜひ見なくては。

『B型の彼氏』はドラマ「ランラン18歳」で名コンビとなったイ・ドンゴンとハン・ジヘが最共演した話題作。

奥手で慎重派なA型の女の子ハミ(ハン・ジヘ)。ハミと一緒に暮らす姉は結婚相談所に勤めていて血液型相性崇拝者(つまりハミにはB型の男なんて絶対ダメってこと)。

ひょんな事で出会った男ヨンビン(イ・ドンゴン)はかっこいいし、面白いけど……B型だった。

良く言えばマイペース、悪く言えばただの自分勝手男だああああ! 何度も何度もむかつきながらも、自分にはできない事&信じられない事をさらりとやってしまうB型君の虜になってしまうハミだが……?

▼B型男って勝手だけど、魅力たっぷり!?

恋をしてしまうと血液型が何型であろうと関係なくなってしまうもの。それでも不安になると「やっぱり血液型のせい?」と悩んでしまったり……。日本では星占いよりも今や日常会話になっている「血液型」について韓国でもほとんど同じイメージを持って描いているというのが面白いところ。

観ていて場内大爆笑のシーンも何度もあるし、血液型占いを信じすぎて先入観、偏見の域までいってしまっているハミのお姉さんも「なんかこういう人いるかもー」と思う。

なんと言っても彼氏に言われたらうれしい事、逆に彼氏にされたらゼ~ッタイ嫌な事とかが盛りだくさんなので何度も「うんうん。そうそう。」とうなずいてしまった~。

この映画を見てからソウルに来たら明洞のロッテ・デパートのエレベーターに乗るのが楽しくなるかもしれません。

ヒロインのハン・ジヘも、気をつかって自分の言いたい事をなかなか言い出せないA型ちゃんを可愛らしく演じているし、イ・ドンゴンは頼もしくて甘えん坊でケチなロマンチストのB型くん(・・・B型ってそう?)をまるで地のように演じていて魅力的です。


でも……実はイ・ドンゴンはA型です。

彼曰く、ヨンビンの言動、行動は何から何まで自分とは違うらしく、演じるのが大変だったらしいです。

歌手からデビューして、今は俳優一本で活躍している25歳。たぶんここ数年のうちに兵役に行くことになりそうですが、これからもいい作品にめぐまれて実力派俳優になってほしいです。

既に日本でもイ・ドンゴンの出演ドラマをKNTVやBS放送、DVDで見ている日本のファンも多く、ファンミーティングに参加するのに来日したりもしていますし、こりゃあ日本でもますます人気出そうです。近いところでは去年韓国で瞬間視聴率57%(!!) を記録したという人気ドラマ「パリの恋人」が3月から日本の地上波で放送が決定していて、ソウルではまだ放送が終わったばかりのドラマ「ガラスの華」はすでに2月からBSで放送されています。

「ガラスの華」では彼の役名はなんと「山本祐一」!彼の日本語も時々聞けますよ。文字通りの「イケメン&優し顔」で私の通う韓国語学校にもファンが多く、女性の先生まで「声が素敵なのよー♪」とめろめろです。

『B型の彼氏』は日本でも今秋に公開される予定です。


女の子だけで観にいってすっきり爽快!となるのもよし、またはB型の彼氏と一緒に観に行き、「あるあるある!」と彼をいじめてもよし・・・・(笑)。

■安田佑子プロフィール■

仙台の局アナからフリーに転向し上京。TV,ラジオ、ナレーションの仕事を経て映画祭の司会や映画ライターの端の端の端っくれとして奮闘中。2004年9月よりソウル在住。東京を月に1-2度往復する生活をスタートさせたばかり。右脳が決めた無謀な決断に左脳は迷惑こうむり中。
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