ADVERTISEMENT

えっ! 500円で映画を観られるの? 赤字覚悟! 太っ腹のワンコイン公開!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
『明日、君がいない』より
『明日、君がいない』より - (C) 2006 2:37 PTY LTD

 2006年のカンヌ国際映画祭をはじめ、各地で絶賛された、オーストラリアの新鋭ムラーリ・K・タルリの初監督作『明日、君がいない』。登場人物6人それぞれの視点からのエピソードと、インタビュー映像を巧みに交差させ、痛々しいほどあやうい10代の心の闇を描く。

 この映画の観賞料金に革命が起きた。通常、映画料金は、一般で1800円、学割やいろいろな割引を利用しても1500円から1000円くらいまでは安くなる。しかし、このたび『明日、君がいない』の配給元シネカノンが打ちだしてきた映画鑑賞料金は、500円。

 4月29日(日)に限りだが、学生証を提示した人すべてがこの料金で観賞ができる。学生は、小・中・高校生・大学生・専門学校生など、学生証が提示できる学生であればかまわない。

ADVERTISEMENT

 たった1日といえども、この赤字覚悟の500円公開に踏み切った、『パッチギ! LOVE&PEACE』エグゼクティブプロデューサーでもあるシネカノンの代表・李鳳宇氏は、「本作の監督・脚本・製作であるムラーリ・K・タルリ監督の『映画によって自分は救われた。この映画をかつての自分のような多くの若者たちに観てほしい』というメッセージは、今の日本に必要なもの。渋谷の若者たちこそ(公開劇場は、渋谷アミューズCQN)観るべき作品だと受け止め、今回のワンコイン・デイに踏み切った」と映画人としての思いを述べた。

 ムラーリ・K・タルリ監督は、映画製作の知識もないまま、19歳で本作の脚本を書き上げ、2年の歳月をかけてこの『明日、君がいない』を完成させた。当時の、友人や自分自身の自殺未遂などの体験に基づいているだけに、等身大の若者の心の痛みや、さけびがダイレクトに響いてくる作品に仕上がっている。

『明日、君がいない』は2007年4月21日より、渋谷アミューズCQN)にて公開。
オフィシャルサイトkimigainai.com

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT