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モーション・ピクチャー・クラブ授賞式でエド・ハリスがスター・オブ・ザ・イヤーに!

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マーシャ・ゲイ・ハーデンとエド・ハリス
マーシャ・ゲイ・ハーデンとエド・ハリス - Photo:Nobuhiro Hosoki

 今年で68回目を迎えるモーション・ピクチャー・クラブのイベントが、ニューヨークのマリオット・マーキーズで行われた。このイベントは、その年に活躍した俳優や監督に賞を授与する式典で、バラエティーザ・チルドレンズ・チャリティーや、ザ・モーション・ピクチャー・パイオニアなどのチャリティー活動にも力を入れている。

 今回の、スター・オブ・ザ・イヤーを与えられたのはエイミー・アダムスリチャード・ジェンキンス。若手の俳優に与えられるスター・オブ・トゥモローには、ローズマリー・デウィットルーク・ゴス。またディレクター・オブ・ザ・イヤーには、映画『アパルーサ』(原題)を監督した、名優エド・ハリスが輝いた。

 会見の席でエイミーは「こんな素晴らしい賞をいただけるなんて、大変名誉なことです! 誠実に接してくれた映画『ダウト』の監督、ジョン・パトリック・シャンリーやキャストメンバー、そして子役たちの一生懸命な姿に支えられて受賞できたんだと思います!」と語った。一方、リチャードは「わたしにとって2008年は素晴らしい年だった。わたしはこういった場所で感謝の言葉を述べる機会は少ないが、映画『ザ・ビジター』(原題)を監督したトム・マッカーシーには本当に感謝しているんだ。その彼にも言ったんだが、わたしはプロとして芝居を続けながら、この作品のような役が来るのをずっと待っていた!」と脇役として出演作の多かったリチャードは、主演できた喜びを語った。

 映画『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』でヌアダ王子を演じたルークは「撮影前には痩せるためのトレーニングを5週間もし、撮影中は長時間のメークアップに苦しんだ(笑)。でもそれがこういった形で報われたのは本当にうれしい!」と労が報われたという晴れやかな表情でコメントした。最後にエドは「俳優仕事中心のわたしが、監督賞を受賞するのは少し不思議な気分だが、『アパルーサ』は脚本も書いた思い入れのある作品で、それが評価されただけで十分だよ!」と述べ、会見を締めくくった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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