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志田未来、海外メディアから未来のオスカー女優!と大絶賛される

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着物姿で現地のファンと握手する志田
着物姿で現地のファンと握手する志田 - (C) 2009 フジテレビジョン 日本映画衛星放送 東宝

 女優の志田未来がヒロインを演じた映画『誰も守ってくれない』が、先月開催された第24回サンタバーバラ国際映画祭に出品され、現地で舞台あいさつを行った志田に映画祭に参加した感想などを聞いた。

映画『誰も守ってくれない』写真ギャラリー

 志田は海外の映画祭は初参加だったということもあって「すごく緊張しました! また、日本での舞台あいさつとは違って、作品を観終わった人たちが直接わたしたちに話しかけてくることも新鮮でした」と感想を振り返る。会場では不得意という英語でのスピーチもこなしたが「事前に覚えていても、舞台の上に立ったら頭が真っ白(笑)。わけがわからなくなっちゃいました」とコメントし、通訳と一緒に考えた英語の文面を披露した。

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 英語でのスピーチによる舞台あいさつ前にはあまりの緊張で泣き出してしまい、辛い思い出だけが残ったのかと思えば「サンタバーバラの地を楽しみました。おみやげもたくさん買いましたし、1時間ぐらい散歩もしました。スピーチが終わる前はまったく周りが目に入りませんでしたが(笑)、舞台あいさつが終わってからは楽しませていただきました!」と元気に話してくれた。サンタバーバラは、アメリカ西海岸にあるリゾート地として知られる場所。日本で女優として、そして学生として忙しい日々を送る志田にとって、リフレッシュする貴重な時間になったという。

 今回の映画祭で日本の作品が海外の映画人が観る機会となったことについては「すごくうれしいです。『誰も守ってくれない』は日本が舞台のドラマですが、共感してもらえる部分がたくさんあると思います。これを機にさまざまな国の人たちに観てほしいですね」と話した。舞台あいさつ後にはティーチインも行われ、充実した質疑応答の時間に志田も驚いたとのこと。また感動した観客にほほをなでられ、サインを求められるなど楽しいハプニングもいい経験になったと話してくれた。

 小学校6年生以来の海外体験は15歳の志田にとって刺激的だったが、今年は新しく高校生活も始まる。「楽しい時間を過ごせるように新しい友だちをたくさん作りたいです」と希望に目を輝かす。ちなみに目下の課題は勉強と仕事の両立になりそうだ。今回の映画祭の責任者は志田の演技を“アカデミー賞も夢ではない!”と絶賛していたようだが「ピンとこないです(笑)。目の前のことをしっかりこなしていきたい」と現実的な一面ものぞかせた。

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 『誰も守ってくれない』はシリアスなテーマの作品で、志田が演じたのは実兄が殺人容疑で逮捕されたため、世間から好奇の目にさらされる少女だ。公開後の観客の反応や評判も上々で「わたしが演じた沙織と同じ世代の方に観てもらって、何かを感じてほしい」とメッセージも。「演じることでいろいろな人になれるこの仕事が大好き。今後もいろいろな役にチャレンジしたい」と熱く語る若手女優の今後にも期待したい。

映画『誰も守ってくれない』は全国東宝系にて全国公開中

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