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「20世紀少年」の浦沢直樹に影響を与えたカルト漫画が実写映画化!!

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ガッツさんにはヒヤヒヤですよぉ~。
ガッツさんにはヒヤヒヤですよぉ~。

 4日、秋原場アキバシアターで映画『デメキング DEMEKING』の完成披露試写会が開催され、主演のなだぎ武ガッツ石松、原作・脚本のいましろたかし、そして寺内康太郎監督が舞台あいさつを行った。

映画『デメキング DEMEKING』

 いましろが1991年に発表した原作「デメキング」は、連載打切りの憂き目にあいながらも、各方面でカルト的な人気を博し、2007年には完結版として復刊された。浦沢直樹も大ファンで、「20世紀少年」を執筆する際にも影響を受けたと公言している作品だ。あいさつに立った寺内監督も、製作規模こそ大きく違うが、映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』が公開中というタイミングで、映画『デメキング DEMEKING』が完成したことに、意義を感じている様子だった。

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 ちなみに寺内監督と、脚本も手掛けた原作者のいましろとの間には、製作期間中、意見の相違が原因で激しいバトルもあったそうだ。「正直、険悪になりましたね。お互いやりたいことにギャップがあって……」と語るいましろに対し、寺内監督は「でも、今では年齢を越えた親友同士のような感覚」と映画完成を機に、和解したと明かしていた。

 そんな緊迫の撮影現場が暴露されるのをよそに、ガッツは「デメキングってどーいう意味? おれは原作も読んでないし、映画も観てないから」と出演者にあるまじき発言で場内を呆れさせ、主演のなだぎもヒヤヒヤした表情だった。

 『デメキング DEMEKING』は1970年、瀬戸内の港町を舞台に、サエない少年たちが謎めいた青年・蜂屋(なだぎ)が発した「闘うんや、デメキングと」という言葉をきっかけに未知の冒険に出かけるという異色の冒険ストーリー。

映画『デメキング DEMEKING』は3月7日より渋谷シアターTSUTAYAほかにて全国公開

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