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クォン・サンウ、故ブルース・リーが演じた『グリーン・ホーネット』のカトー役に挑戦か?

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 映画『火山高』『恋する神父』、テレビドラマ「天国の階段」で人気の韓国俳優クォン・サンウが、伝説のスーパースターであるブルース・リーが演じたキャラクターにふんするかもしれない。

 映画サイトLatino Reviewが伝えたところによると、サンウが実写映画版『グリーン・ホーネット』のカトー役として出演交渉中とのこと。カトー役といえば、映画の基となるテレビシリーズ版でブルース・リーが演じた正義のヒーローのグリーン・ホーネットの助手役だ。同役は、以前映画『カンフーハッスル』のチャウ・シンチーが演じることが決まっていたが、シンチーが監督降板とともに出演もしないことが決まり、今月に入りキャスティング・コール(出演者募集)が行われていた。キャスティング・コールは公開で行われており、募集されていたカトー役候補は、純粋なアジア人であり20代から40代初めの男性で、武術の経験はなくてもいいということだった。クォン・サンウなら武術の経験もありカトー役にぴったりだが、どうやら英語が問題となっているようだ。本作で主演を務めるセス・ローゲンが執筆した脚本ではカトー役のせりふが多くあり、コメディー演技に定評のあるセス演じるグリーン・ホーネットと絡むためには高い英語力が必要なようだ。クォン・サンウが出演するかどうか決まるのは来月の見込みで、それまでセスと監督を務めるミシェル・ゴンドリーはカトー役のオーディションを続ける予定だ。

 実写映画版『グリーン・ホーネット』には、ヒロインにキャメロン・ディアス、悪役にニコラス・ケイジの出演が予定されており、カトーを演じるアジア系俳優は今後のハリウッドでの活躍は約束されたようなものといえよう。

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