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『宇宙(そら)へ。』には宇宙の知られざるトリビアが満載!夏休みの自由研究はこの映画1本で解決!

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『宇宙(そら)へ。』にはトリビアが満載!
『宇宙(そら)へ。』にはトリビアが満載! - Photo(s): NASA

 NASA(アメリカ航空宇宙局)の秘蔵映像をもとに、宇宙の神秘と宇宙開発に情熱を注いだ人々のドラマに迫るドキュメンタリー映画『宇宙(そら)へ。』。今年設立50周年を迎えたNASAの歴史には、とっておきのトリビアがあった。

映画『宇宙(そら)へ。』写真ギャラリー

 宇宙を旅した宇宙飛行士は、2008年末までで470人以上を数え、そのうち日本人は7名。先月末には日本人初の宇宙長期滞在を終えた若田光一さんが地球に帰還したばかりだ。宇宙の生活と聞いてまず、気になるのは食事だが、最近では小エビのカクテルといった地球のレストランも顔負けのグルメなメニューも増えているんだとか。宇宙食=まずいの時代はすでに終わったようだ。一方、コップ1杯の水を宇宙空間に運び出すためには、なんと30~40万円の運搬費がかかる計算に! また、国際宇宙ステーションでの任務中、若田さんらは尿などの再生水を飲んだそうで、宇宙空間での水の確保に新たな可能性が見出された。

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 NASA職員のモチベーション向上のために、大人気キャラクターのスヌーピーが技術安全のシンボルとして起用されていることも意外と知られていない事実だ。ちなみにアポロ10号のコードネームは「スヌーピー」と「チャーリー・ブラウン」。その後、有人宇宙飛行に大きく貢献した人物には「シルバー・スヌーピー賞」が与えられるようになった。過酷な宇宙開発の現場で働く職員たちを、スヌーピーのかわいらしさで精神的に支えようという、この粋な計らいからもNASAの心意気が感じられる。
 
 46年ぶりとなった日本での皆既日食をはじめ、宇宙に関するホットな話題が目白押しだったこの夏。夏休みも残りわずかな子どもたちが観れば、自由研究のヒントとなるだろう。公開2日間(8月21日~22日)はすべての上映館で、入場料金が何と500円に。家族そろって、劇場で宇宙を体感してみては?

映画『宇宙(そら)へ。』は8月21日よりTOHOシネマズ六本木ほかにて全国公開

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