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「24 TWENTY FOUR」 環境に優しい番組に贈られる“EMAグリーン・シール賞”の初の受賞番組に

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「24 TWENTY FOUR」主演のキーファー・サザーランド
「24 TWENTY FOUR」主演のキーファー・サザーランド - Avik Gilboa / wireimage.com / Getty Images

 テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」が環境に優しい番組制作を行ったことを表彰され、 “EMA グリーン・シール賞”を受賞した。この賞は映画やテレビを制作する際に環境に配慮した方法で撮影を行った作品に贈られるもので、2004年にグリーン・シール社と環境メディア協会(EMA)によって創設されたが、実際に授与されるのは初めて。

 「『24 TWENTY FOUR』のプロデューサーたちは、FOXとキャストの協力によって数年前から地球に優しい番組制作に取り組んできました。彼らが“EMA グリーン・シール賞”の初の受賞者となるのは喜ばしいことです」と、EMAの会長デヴィー・レヴィンはアクセス・ハリウッドにコメントしている。

 テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」は、2007年の夏に新シーズンの撮影では、エネルギー利用と炭酸ガス放出を削減する方法を取るため、シーズン終了時には初のカーボン・ニュートラル・ドラマになると発表。カーボン・ニュートラルとは、植物由来のバイオ燃料などを利用することにより、炭酸ガスを放出しても、植物の光合成によって大気中の炭酸ガスが取り込まれ、濃度を一定に保つという炭素循環の考え方。アメリカのTVガイドによると「24」では次のようなことを実践すると宣言していた。

・ 発電機や撮影車両にはバイオ燃料を使用。
・ セット内の電気には風力、水力、太陽電池などの“グリーン・パワー”を使用。
・ 撮影車両にはハイブリッド車を使用。
キーファー・サザーランドやキャストによる公共広告。
・ ストーリーに適しているシーンにおいて、炭酸ガスの削減を促すセリフの採用。

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