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『ソーシャル・ネットワーク』デヴィッド・フィンチャー監督、ケヴィン・スペイシーと『セブン』以来の再びタッグ!

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デヴィッド・フィンチャー監督とケヴィン・スペイシー(右)
デヴィッド・フィンチャー監督とケヴィン・スペイシー(右)

 アカデミー賞を二度受賞している演技派ケヴィン・スペイシーが、映画『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督が製作総指揮をするアメリカ版「野望の階段 / House of Cards」に出演することがEmpireonline.comによって明らかになった。

 「野望の階段」は、サッチャー政権当時、保守党の首席補佐官だった原作者マイケル・ドブスが執筆した同名小説を基に、1990年にイギリスのBBCで4編に分けて放送されていたテレビミニシリーズで、野心家の政治家が賄賂などの不正な手段を使いながら、首相の座に就こうとするイギリスの政界の舞台裏を描いたストーリー。

 今回は、ボー・ウィリモンの脚本を基に設定をアメリカに置き換え、さらにケヴィン・スペイシーを主演に据え製作していく模様だ。ちなみに、このボー・ウィリモンは、ジョージ・クルーニーが監督する予定の新作政治映画『ファラガット・ノース(原題) / Farragut North』の脚本も執筆している。

 オリジナルでは、主役を演じたイアン・リチャードソンが英国アカデミー賞のテレビ部門で主演男優賞を受賞し、脚本を執筆したアンドリュー・デイヴィスもエミー賞の脚本賞を受賞している。ただ、現在このアメリカ版を放送するネットワークは今のところ決まっていないが、デヴィッド・フィンチャーが製作総指揮を担当し、パイロット番組の監督も務め、さらにケヴィン・スペイシーが主演するとなれば、どのネットワークも必死に放映権を争奪していくことになりそうだ。

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