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ナタリー・ポートマン、初プロデュース作品が訴訟ざたに巻き込まれる 公開延期の可能性も

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初プロデュース作品が訴訟ざたに巻き込まれたナタリー・ポートマン
初プロデュース作品が訴訟ざたに巻き込まれたナタリー・ポートマン - Danny Martindale / FilmMagic / Getty Images

 ナタリー・ポートマンが初プロデュースに挑戦した映画『ヘッシャー(原題)/ Hesher』が全米公開を控え、訴訟ざたに巻き込まれていることが明らかになった。本作の投資家が弁護団を訴えたもので、ナタリーが直接関わっているわけではないものの、初プロデュース作品の船出にケチがついてしまった。

 ザ・ハリウッド・リポーターによると、本件の原告は、本作に資金提供をしたジェラルド・フラックマン氏とイアン・フラックマン氏。映画製作の際には弁護団を用意するのが慣例となっているが、二人は本作の弁護団が自身の利益のために余分な資金を要求したと主張し今回の騒動となった。二人は本作に約6,375万円(750,000ドル)の資金を提供しており、その全額と訴訟費用などを含めた金額の返還を求めているという。(1ドル85円計算)

 本作は、製作業に進出したナタリーにとって初となるプロデュース作品。昨年のサンダンス国際映画祭に出品され、全米公開は今月を予定していた。金銭面をめぐってのことであるため訴訟のゆくえ次第では、最悪公開延期などの処置が取られることも十分予想される。本作には今まさにブレイク中のジョセフ・ゴードン=レヴィットのほか、プロデュースを務めたナタリーも出演。注目を集めている作品だけに、今回の騒動が最小限の影響で済むことを祈りたい。(編集部・福田麗)

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