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ラッパー、エミネム主演のボクシング映画の制作を、ドリームワークスが断念!

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エミネム
エミネム - Jason Merritt / FilmMagic / Getty Images

 メジャー・デビュー・アルバム「ザ・スリム・シェイディ LP」が世界中で大ヒットして、一躍世界的な人気を博し、さらに半自伝的映画『8 Mile』に主演して映画界にも旋風を巻き起こしたラッパー、エミネムが主演するボクシング映画『サウスポー(原題) / Southpaw』の制作を、ドリームワークスが断念したことが明らかになった。

 これは、映画『8 Mile』をエミネムとともに手掛けたドリームワークスのCEOステイシー・スナイダーのもとで進められていた企画で、映画『トレーニング デイ』や『キング・アーサー』のアントワン・フークア監督がメガホンを取る予定の作品だったが、急きょ製作をドリームワークスが断念したようだ。

 今のところ、その明確な理由をドリームワークスは明らかにしていないが、Deadline.comによると、制作費を掛けた映画『カウボーイズ&エイリアン』の興行が思ったよりも芳しくなく、さらに映画『ザ・ファイター』のようにボクシング作品として同じように成功できるか不安であるため、この映画の製作に関してタオルをリングに投げ入れてしまったとしている。
 
 この映画のストーリーは、ある悲劇をきっかけに闘うことを止めた左利きのボクサー(エミネム)が、栄光と娘の愛情を取り戻すために、再びリングの上がる感動的な作品になるようだ。

 もちろん、メジャー・スタジオが製作を打ち切ることは残念なことではあるが、エミネム主演で、アントワン・フークア監督ならば、必ず新たなスタジオのアプローチがあると思われる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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