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阿部寛主演で「カラスの親指」映画化!詐欺師役に挑戦!石原さとみはワケあり美人姉妹役!

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主演の阿部寛と共演の石原さとみ
主演の阿部寛と共演の石原さとみ - (C)「カラスの親指」フィルムパートナーズ

 直木賞作家・道尾秀介の「カラスの親指」が映画化され、阿部寛が主演を務めることが明らかになった。阿部は本作で詐欺師・タケにふんし、共演の石原さとみ能年玲奈がワケあり美人姉妹のやひろとまひろ、小柳友が青年・貫太郎、村上ショージがタケの相棒テツを演じ、ひょんなことから共同生活を送ることになる。阿部は異色の5人がそれぞれ個性的な役柄を演じる本作について、「こういう作品はやったことがない」と新たなチャレンジだったことを明かし、「正直、すごく期待しています」と完成が待ち遠しい様子を見せた。

阿部寛主演で公開中の映画『天国からのエール』写真ギャラリー

 今年、第144回直木賞を受賞した道尾秀介が同賞に初めてノミネートされた同名小説を映画化した『カラスの親指』。ミステリー作家として人気を博している道尾が仕掛けた二転三転のストーリー展開や、ラストに待ち受ける大ドンデン返しが魅力の本作で、主演を務めるのは阿部寛。公開中の映画『天国からのエール』をはじめ、公開が控えている『聯合艦隊司令長官 山本五十六』『麒麟の翼』『テルマエ・ロマエ』など出演作が相次ぐ阿部が本作で見せるのは、人生に敗れた詐欺師。村上演じるテツと中年コンビを組んで生活している。

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 お笑い芸人である村上との共演について、阿部は「なかなかここまで異色な共演ってないと思います。すごく楽しかったですね」と充実ぶりを明かす。一方、なりゆきで一緒に生活することになる美人姉妹のやひろを演じた石原については、以前共演したドラマ「坂の上の雲」での印象を振り返りながら「最初は別人なんじゃないかなと思うくらいでした」と驚きを隠せない。「ものすごく器用だし、役幅が広い。すごいなと思いましたね」と役柄にフィットして見せた石原の実力を褒めたたえた。

 また、石原だけでなく若手の能年と小柳も含めて、阿部自身がセリフを覚えきっていない段階でキャラクターをきちんと確立していたことについて「こいつらすごいなと思った」と共演者を絶賛する阿部。詐欺師という役柄や、次々と展開する物語に対応するため「ニュートラルでいようと思いました」と役づくりの工夫を明かしている。不思議な運命で巡り合った5人と1匹の猫の生活から、それぞれが過去のどん底人生に見切りを付けるために決意した一大計画。この計画から思いもよらぬ結末へと転がっていく本作は、サスペンスフルな中にも人間味が感じられるハートフルムービーだ。

 米ハリウッドメジャーの20世紀フォックス映画が『はやぶさ/HAYABUSA』に続く邦画第2弾として手掛ける『カラスの親指』。監督&脚本は、映画『楳図かずお恐怖劇場 絶食』の伊藤匡史が務めている。(編集部・小松芙未)

映画『カラスの親指』は2012年秋公開予定

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