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小雪、出産前に明かしていたおなかの子について 出産予定日は映画の公開日だった!?

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夫婦になった茶川とヒロミを演じた吉岡秀隆と小雪
夫婦になった茶川とヒロミを演じた吉岡秀隆と小雪 - 写真:高野広美

 21日に公開されるシリーズ最新作『ALWAYS三丁目の夕日’64』で三流小説家の茶川を演じた吉岡秀隆と、彼を支える妻ヒロミを演じた小雪が、同シリーズへの深い思いを語った。2005年に公開された1作目は興行収入32億3,000万円を記録。2年後に公開された“まさか”の続編もそれを大幅に上回るヒットとなった『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ。前作の物語から5年、3作目となる『ALWAYS三丁目の夕日’64』が3D映画として完成し、ついにスクリーンに帰ってきた。

映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』写真ギャラリー

 「本当に幸せな映画だと思います。新作を待っていてくれるお客さんがいて、それを仲のいいスタッフ、キャストと一緒に作ることができるのですから」。吉岡が感慨深げに振り返る。小雪も、「いつもは作品を観客の方に観ていただいた時点ですべてが終わる感覚ですが、この作品のように8年間もかかわれるのは自分にとって縁のある映画だなと。普遍的な愛のテーマを扱いながら、いかに新しい作品を残せるか。毎回挑戦で、自分も一緒に成長していける。そういう意味でも“縁”があるなと思います」。

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 今回も夕日町三丁目の住人によるにぎやかな人情話が展開する。堀北真希演じる六ちゃんの結婚話、茶川夫婦と実の親子のように暮らす淳之介の巣立ち。さらに出産を控えたヒロミが大きなおなかで登場する。「小雪さんがきっと、この映画との“縁”を最も強く感じますよね。妊娠する役のときに、本当に妊娠するんですから!」と吉岡。妊娠9か月の大きなおなかに触れながら「ちょうどいま、劇中のヒロミと同じくらいの大きさですよね。本編を見ると、これは役づくり!? と勘違いするかも。よく考えたら前後が逆ですけど」と笑う小雪。シリーズを通して共演してきた二人だからこその親密な空気が流れる。実際には1月5日に誕生した小雪のおなかの中にいた赤ちゃんだが、このとき、「そもそもの予定日が1月23日でちょっと早まるかもしれないんでしょう? それって、この映画の公開日である1月21日では!?」と吉岡が言い、小雪が「ちょうどおなかの子が公開日に合わせてきていると思うんです。その日を狙ってきているんじゃないかなあ」と応じる一幕もあった。

 もしこのシリーズが4作目以降も続くとしたら、二人の今後は?「わたし自身は出産を終えて子育てを経験しているわけで、映画が今回の直後から始まると次はわたしの経験が上回りますね」と小雪が言うと、吉岡が「それで茶川は……どうなっているんだろう!? ヒロミが営む『新やまふじ』が繁盛して本物のヒモになっていたりして」と笑う。まずは3Dで『ALWAYS三丁目の夕日’64』を見て、夕日町に入り込む感覚を楽しんでほしい。(取材・文:浅見祥子)

映画『ALWAYS三丁目の夕日’64』は1月21日全国公開

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