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劇団ひとり、西田尚美と夫婦役で熱きテレビマンに 鈴木おさむ新作舞台出演!

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夫婦役を演じる西田尚美と劇団ひとり、二人を見守る役の施鐘泰(左から)
夫婦役を演じる西田尚美と劇団ひとり、二人を見守る役の施鐘泰(左から)

 放送作家の鈴木おさむが、自身の大ヒットエッセイを舞台化する「テレビのなみだ」の公演が決定し、劇団ひとり西田尚美が夫婦役で共演することがわかった。ひとりは熱意あるバラエティー番組のテレビマンにふんし、西田は大きな病にかかってしまうその妻を演じる。

 原作は、『ハンサム★スーツ』の脚本家、また大島美幸の夫でもある鈴木による初のビジネス書。前半では、ユーモアたっぷりにつづられたテレビ業界にまつわるエピソードと共に、鈴木の仕事術を紹介。そして後半では、テレビを愛しバラエティー制作に熱意を注ぐテレビマンと、病身となってしまう妻のエピソードがつづられる。

 その原作を鈴木自身が脚本・演出を手掛け舞台化。笑いを届けるバラエティーを作る熱い男たちとその家族の物語が上演される。テレビマン役で出演し「主人公は強い人」という劇団ひとりは、実生活でも夫である立場から「僕が同じ状況になったら、看病とバラエティー番組の両方を、妻に何も顔に出さずに両立するといのうはなかできない」と感心しきり。

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 一方、妻を演じる西田は「主人公は奥さんのことが大好きだったと思うので、それだけ愛されていた人なんだと感じさせるような、すてきな人を演じたいです」とコメント。「悲しいだけではなく、夫婦が一緒にいてどれだけ楽しかったというのを体現できればと思います」と期待を込める。

 舞台には、二人を一番近くで見つめる川合月人役で注目のアーティスト施鐘泰(JONTE)も出演。そのほか山崎樹範駿河太郎伊勢佳世らも舞台を彩る。テーマ曲は山下達郎の「GET BACK IN LOVE」。最愛の妻が病魔に侵されたとき、全力で仕事をやり続けるのか、それとも妻といるべきか。業種に関係なく、仕事を持つ夫婦とその家族が親身になって楽しめる、笑って泣ける舞台となりそうだ。(編集部・入倉功一)

舞台「テレビのなみだ」は2013年3月26日から31日まで東京グローブ座で上演(全8公演) 2012年12月2日よりチケット一般発売開始

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