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紺野あさ美、モー娘。から女子アナを目指した経緯とは?中卒から1日11時間の勉強で大学へ

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就活生のために体験談を明かした紺野あさ美アナウンサー
就活生のために体験談を明かした紺野あさ美アナウンサー - 画像は2011年8月撮影

 テレビ東京の紺野あさ美アナウンサーが、「就活体験記」としてモーニング娘。からアナウンサーを目指した経緯について、同局が運営する「WBS就活応援プロジェクト」Facebookページで明かしている。なぜ紺野がアナウンサーを目指したのか、これまではテレ東の社員ですらほとんど知らなかったという。

 モー娘。では「卒業」という制度があったため、「いつかは自分にもその時がやってくるんだろうな」と3年目の途中から意識していたという紺野は「自分にとってつらいことが起きたときも負けずに熱意を注いでいけることは何だろう」と1年ぐらいずっと考え続けていたと語る。紺野は「モーニング娘。」という存在に憧れて同グループに入ったため、卒業後もタレント活動を続けるつもりはなかったのだ。

 そんなときに思い出したのが、子どもの頃の夢だった「アナウンサー」という仕事。1996年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得した際、マラソンの有森裕子選手がインタビューで「自分で自分を褒めたい」と語ったシーンを見て「スポーツ選手のそういう感動する言葉を人々に届けるお手伝いができる仕事って素敵だな」と感じていたという。

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 アナウンサーになるためには大卒であることが必須となるが、紺野は高校に行かずに仕事をしていたため、19歳でモー娘。を卒業したときの最終学歴は中卒だった。最初は「無謀かなと躊躇する気持ち」もあったというが友人の一言がきっかけになり、本気で勉強に取り組むことを決意。AO入試で慶応大学に合格するまでには、予備校に通って大検を取ることから始め、取得後は同時に2つの予備校に通って1日11時間勉強するという並々ならぬ努力があったことを明かした。

 就職活動の際にも「1年目の就活でキー局がダメだったらもう一年トライする。それでもダメたったら地方局も受けて、やれるだけやろう」と固く決意し、見事にテレ東のアナウンサーに決まった。入社して2年たつ今「本当にまだまだ未熟者」と自己評価した紺野は「とにかくあきらめずに頑張るだけです」とさらなる努力を重ねることを誓っている。通常の就活とはだいぶ事情が異なるが、彼女の努力や決して諦めない姿勢に勇気づけられる就活生は多いだろう。(朝倉健人)

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