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アカデミー賞候補にもう一人の日本人!堤大介監督「ただただ感謝」

第87回アカデミー賞

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『ダム・キーパー』が第87回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた堤大介監督
『ダム・キーパー』が第87回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた堤大介監督

 第87回アカデミー賞短編アニメ賞に映画『ダム・キーパー』でノミネートを果たした、制作会社ピクサーの元スタッフで日本人クリエイターの堤大介が、候補入りの喜びと周囲への感謝の言葉を寄せた。

 本作は、映画『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』にアートディレクターとして参加した堤が、日系人アーティストのロバート・コンドウと共同で手掛けた18分の短編アニメ。大気汚染に覆われた世界で、小さな街を汚染から守るダムを一人で管理する豚の少年の人生が、天真爛漫(らんまん)なキツネとの出会によって大きな変化を迎えるさまを描く。

 ノミネーションについて堤は「ダム・キーパーチームの皆と共に、アカデミーに感謝したいと思います」とコメント。「仕事の外で週末と夜に作ったこの映画の旅はすでに充分すぎるほどに楽しませてもらいました。その上オスカーにノミネートされるなんて夢にも思っておりませんでした」と振り返りながら「自分たちは映画人としてはまだまだ半人前ですが、この世の映画人、映画ファンの沢山の人達と、私たちの映画作りへの情熱を分かち合える機会を与えていただいた事に、ただただ感謝です」と語っている。

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 日本人としては、昨年の森田修平監督(『九十九』)に続く同部門ノミネートとなった堤監督。『九十九』は惜しくも受賞を逃したが、今回は、2009年の加藤久仁生監督作『つみきのいえ』以来の受賞となるか。長編アニメ部門にノミネートされている高畑勲監督作『かぐや姫の物語』の結果と合わせて、注目を浴びることになりそうだ。授賞式は、現地時間2月22日にアメリカ・ロサンゼルスで行われる。(編集部・入倉功一)

 第87回アカデミー賞授賞式は、2月23日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)

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