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ドラえもん新キャスト10周年! 先輩声優からの「本物ですよ」の言葉に水田わさび、大原めぐみは涙!

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「ドラえもん映画祭2015」で行われたスペシャルトークショーに出席した野村道子、水田わさび、大原めぐみ、小原乃梨子
「ドラえもん映画祭2015」で行われたスペシャルトークショーに出席した野村道子、水田わさび、大原めぐみ、小原乃梨子

 14日、神保町シアターで開催中の「ドラえもん映画祭2015」でスペシャルトークショーが行われ、現在「ドラえもん」の声優を務めている水田わさび(ドラえもん役)、大原めぐみ(のび太役)と、旧シリーズで声優を担当した小原乃梨子(のび太役)、野村道子(しずか役)が出席した。水田と大原は、旧ドラえもん役の大山のぶ代からの労いの手紙や、小原や野村から「あなたたちは本物ですよ」と声を掛けられると歓喜の涙を流し、今後の活躍を誓った。

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 今年で「ドラえもん」を演じて10周年を迎えた水田は「年数が経過するにつれてだんだんプレッシャーになってきた」と胸の内を明かすと、大原も「最初は大丈夫かなという思いでしたが、だんだんプレッシャーを感じるようになってくるんです」と同調。

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 さらに水田は「ドラえもんが新キャストになった時、みんな『まず1クール頑張ろう』って思いでやっていました。いつクビになるかもしれないと思っていたし、聞きたくないような声も聞きました。だから『のび太の恐竜2006』が映画になると聞いたときは『これでクビにならないかもしれない』ってすごく嬉しかったんです」と当時の心境を吐露する。

 そんな二人に小原は「最初のうちは許されるなら個人レッスンをしてあげたいと思った」と同じのび太役の大原へ気遣いを見せるが「でも、自分たちで乗り越えていかなければいけないんですよね。声優というのは新シリーズが始まると(過去との比較などで)洗礼を受けるんです」と誰でも通る道であることを強調。そして「でも10年たてば本物。あなたたちは本物ですよ。次の世代に作品を残していってあげてね」と水田と小原を労うと、二人の目からは涙がこぼれた。

水田わさび、大原めぐみ
先輩声優からの労いの言葉に涙を流す水田わさび(左)、大原めぐみ

 他にも、小原や野村は、藤子・F・不二雄さんがドラえもんシリーズ初の映画化作品『ドラえもん のび太の恐竜』に込めた思いや、アフレコのエピソードなど、ファンなら目から鱗のような面白い話を次々と披露。感動的な話に客席も涙するシーンが多々みられた。

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 「映画ドラえもん」シリーズは、3月7日公開の『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』で35周年を迎える。そんなアニメ界のレジェンドである「ドラえもん」の功績を称えるべく開催されている「ドラえもん映画祭2015」は、過去の映画全作品を35日間に渡って上映するというファンにはたまらない催しだ。(磯部正和)

「ドラえもん映画祭2015」は1月31日から3月6日まで神保町シアターにて開催中

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