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アラン・リックマン、ヒールを履いてダンスに苦戦!

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アラン・リックマンのルイ14世姿!
アラン・リックマンのルイ14世姿! - (C) BRITISH BROADCASTING CORPORATION, LITTLE CHAOS LIMITED, 2014

 映画『ハリー・ポッター』シリーズなどのスネイプ先生役で知られるベテラン俳優アラン・リックマンが、メガホンを取り、ルイ14世役で出演もしている新作ロマンス『ヴェルサイユの宮廷庭師』について語った。

アラン・リックマンふんするルイ14世!フォトギャラリー

 本作は17世紀のフランスを舞台に、国王ルイ14世(リックマン)が栄華のシンボルとしてヴェルサイユ宮殿の増改築を計画する中、国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)と共に「舞踏の間」の建設を任された女性庭師サビーヌ(ケイト・ウィンスレット)が、宮殿での困難を乗り越えながら、次第にル・ノートルと恋に落ちていく様子を描く。
 
 監督第2作となる本作で、男性でありながらも女性の繊細な心理を見事に描き上げたリックマン。本作の脚本家・撮影監督が女性だったことに触れながら、「多くの女性の協力があったんだ。この物語のテーマの一つは、女性と男性の境界線が薄れ、平等になる点だ」と説明。

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 ルイ14世役で俳優としても活躍していることについては、「演じ監督したのは、俳優として僕が安価だったからだよ(笑)。予算が理由だ。予算さえ許せば、他の誰かに演じてもらいたかった。実のところ、とても大変だったから」とぶっちゃける。

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監督の仕事もこなすリックマン!

 役づくりのために、ルイ14世にまつわる数々の参考文献を読んだというリックマンは、「ヴェルサイユに住んでいたときも、妻であれ、情婦であれ、ルイ14世と一晩を共にする女性はいなかった。みな夜が明ける前に帰って行ったんだ。だけど、50~60人くらいの宮廷に仕える者たちは、彼を常に見守っていたんだ。彼の眠っている間もね。そんな人生何もあったもんじゃないだろう」と語り、その知識がアイコニックな役を演じる上でとても役に立ったと明かす。

 劇中にはダンスシーンもあり、リハーサルで練習を重ねたというリックマンは、「ダンスは特に得意ではないが、不得意というわけでもない」と打ち明けつつも、時代劇でのダンスというだけあって、「ヒールを履いて踊るのは簡単ではないね。カツラに問題はないが、ヒールはかなり問題だったね」と笑いながら撮影を振り返った。(編集部・石神恵美子)

映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』は10月10日より全国公開

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