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赤狩りにより偽名での創作活動…ハリウッド伝説の脚本家トランボに迫る予告編!

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映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』より
映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』より - (C)2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

 俳優のブライアン・クランストンが第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』より予告編が公開され、1940~1950年代にハリウッドを震撼させた赤狩りによって、長らく偽名での創作活動を強いられた伝説の脚本家・トランボの生き様が、ブライアンの名演によって披露された。

 本作は、『ローマの休日』『ジョニーは戦場へ行った』などの名作を手掛けてきた脚本家ダルトン・トランボが、東西冷戦下のアメリカで起きた赤狩りにより映画界から追放されながらも偽名で執筆を続ける姿を描いた伝記映画。テレビドラマ「ブレイキング・バッド」シリーズなどで知られるブライアンがトランボを演じるほか、『運命の女』のダイアン・レイン、『SOMEWHERE』のエル・ファニング、オスカー女優ヘレン・ミレンといった女優陣が脇を固める。

 今回公開された予告編で、ブライアンが型破りでユーモアに満ちたトランボの生き様を見事に体現しているのがわかる。一方で、今まで明かされなかった彼とその家族の絆についても描いており、熱心な映画人であるが故に家族とぎくしゃくしてしまいながらも、家族こそが彼にとっての心の支えになっていたということが伝わってくる映像になっている。また、大女優ヘレンがゴシップコラムニストのヘッダ・ホッパーを嫌味たっぷりに熱演。言論や思想の自由という現代でも盛んに議論されているテーマが織り込まれているだけに、ただのエンターテインメントでは終わらない一作と言えそうだ。(編集部・石神恵美子)

映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日よりTOHシネマズシャンテほかにて全国公開

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