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予想外です!小林薫&多部未華子が見た『深夜食堂』のミラクル展開

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奇跡的作品の一員である小林薫と多部未華子(写真:高野広美)
奇跡的作品の一員である小林薫と多部未華子(写真:高野広美)

 2009年に深夜ドラマとしてスタートした『深夜食堂』。夜の深い時間に心温まる食事と人情を届ける店「めしや」を舞台にした物語は、ジワジワと人の心をつかみ、『続・深夜食堂』として2度目の映画化となった。なぜ『深夜食堂』はここまでの展開を遂げたのか。その理由をマスター役を務めた小林薫と、今作で「めしや」の常連客となった多部未華子が語った。

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 「まあ、低予算で始まった企画だよね」と苦笑いを浮かべる小林。確かに物語が大きく展開することなく、基本的には「めしや」での小さな話が中心のストーリーだ。しかし店のセットや料理、カメラワークなどにこだわり抜いた映像、そして情緒いっぱいの間が映し出される。その理由を小林は「松岡(錠司)監督が、資金的な裏付けがないのにすごいメンバーを集めたんです。正直『こんなところに来て得があるのかな』って思ったんだけど、みんな意気に感じて色々とアイデアを出すんですよ」と説明する。

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 「お金や規模なんて関係ない」とはよく聞く話だが、現実はなかなかそうもいかない。しかし『深夜食堂』ではプロフェッショナルな人たちのこだわりと熱意によって非常に味があり、クオリティーの高い物語が作り出された。そしてそれは日本を飛び出して、アジアの人々にも受け入れられた。そんな状況を小林は「奇跡的」という言葉で表現する。

 一方、前作の劇場版から参加している多部もそのことは肌で感じているようで、「時間をかけないと出せない空気感や世界観ってありますよね。(この作品から)スタッフの方や他の役者さんのチームワークの良さを感じます」と力強く話す。

 「こんな低予算からスタートして、こういう展開になるというのは、誰も予想も計算もしていなかったんじゃないかな。まさに奇跡的だよね」と「奇跡的」という表現を繰り返す小林に、多部も大きく頷いていた。(取材・文:磯部正和)

映画『続・深夜食堂』は全国公開中

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