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『鬼滅の刃』製作に藤本賞 コロナ禍で沈滞する映画界を活性化

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写真はイメージ - iStock.com / alexander_h_schulz

 毎年功績著しい映画製作者をたたえる「第40回藤本賞」が発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が同賞に選ばれた。

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 藤本賞は、生涯を映画づくりに捧げ、269作品を製作した名プロデューサー・藤本真澄氏の功績をたたえて設けられた賞。今回は、2020年4月から2021年3月までに劇場公開された映画を対象に選考が行われた。

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 『鬼滅の刃』では、同作を企画・製作したアニプレックス代表取締役・岩上敦宏氏、アニメーション制作会社ufotableの近藤光氏、集英社の大好誠氏が受賞。先日、日本国内において興行収入400億円を突破した同作の受賞について、選考委員会は「アニメーション映画としての圧倒的な映像と音楽、そして老若男女全ての世代の心を掴む魅力的な物語が、迫力あるLiSAの主題歌の効果と合わせて社会現象を巻き起こし、3,000万人に迫る観客の共感を呼び、20年ぶりに日本映画の観客動員記録を塗り替えた。全米でも記録的なヒットを飛ばすなど海外での成功も合わせ、コロナ禍で沈滞していた映画界全体をも大いに活性化させた」としている。

 特別賞は、小栗旬星野源が共演したミステリー『罪の声』のプロデューサー、那須田淳渡辺信也進藤淳一が受賞。「実際にあった昭和最大の未解決事件を題材に、フィクションを交えながら事件の核心に迫る二人の男を描いた塩田武士による同名小説を、野木亜紀子を起用し映像作品ならではの文脈で再構築された緻密な脚本にまとめ上げ、小栗旬、星野源ら個性豊かな俳優陣の確かな演技力と、監督の土井裕泰の繊細な映像表現を得て、息詰まる社会派サスペンスでありながら、第一級の娯楽エンタテインメント作品に仕上げた」とその功績をたたえた。

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 奨励賞は、人気脚本家・坂元裕二が脚本を手掛け、有村架純菅田将暉が共演したラブストーリー『花束みたいな恋をした』を企画した孫家邦菊地美世志が受賞。また、二宮和也主演『浅田家!』をプロデュースした小川真司も選出された。

 藤本賞には賞金50万円、藤本賞特別賞、藤本賞奨励賞には夫々賞金30万円、ならびに各賞に対し副賞が贈られる。授賞式については、新型コロナウイルスの感染状況に鑑みて開催が見送られた。

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