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佐藤健が語る大友組あるあるシーンは?『The Final』にも登場

佐藤健「真剣佑くん、大変よろしいです」
佐藤健「真剣佑くん、大変よろしいです」 - (C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

 4日にシリーズの最後を飾る作品、映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開され、7日に発表された興行通信社調べの土日2日間(6月5日~6月6日)の全国映画動員ランキングで『The Beginning』が1位、『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)が2位を獲得するなどワンツーを決めて勢いに乗っている『るろうに剣心 最終章』。この2作品は撮影の裏側が明かされる副音声上映も行われている(『The Final』の副音声上映は開始済み、『The Beginning』の副音声上映は6月19日から)。

【写真】再現度すごい!『るろうに剣心』キャスト一覧

 副音声上映に参加しているのは主演の佐藤健大友啓史監督、谷垣健治アクション監督の三人。本編にあわせて撮影当時の裏話など貴重なエピソードを披露する。『The Final』のあるシーンについて大友監督が「勝負のカット」と説明すれば、佐藤、谷垣アクション監督もそのシーンについての自身の感想を述べるといったファン垂涎の内容だ。

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るろうに剣心
(C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

 『The Final』の冒頭では新田真剣佑ふんする最恐の敵・雪代縁が目にも留まらぬ早さのアクションで一気に観客を引き込むが、大友監督から新田のアクションへの感想を聞かれた佐藤が「真剣佑くん、大変よろしいです。この走るところとかの地味な難しさを僕は知っているので。こういうのも。うまい」とコメントする一幕も。谷垣アクション監督も「これは“王様”っていう立ち回り」と劇中に登場するアクションには“キーワード”をつけていたことを明かしている。

 また、縁が大量の警官たちによって捕らえられるシーンは、佐藤いわく、大友組に「よくやられる」んだとか。『るろうに剣心』シリーズの過去作や、大友監督が演出し、佐藤が岡田以蔵役で参加していた大河ドラマ「龍馬伝」で佐藤は経験しており、大友監督は「『龍馬伝』(の以蔵の捕縛のシーン)で旨味を覚えちゃったから」と笑っている。

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 ほかにも驚きのエピソードや、言われないと気づけないような仕掛けの説明が満載の副音声上映。上映が始まる際の「みなさん、こんにちは! 佐藤健です」というしゃべり出しを聞いただけでも多幸感につつまれる内容となっている。

るろうに剣心
(C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

 『るろうに剣心 最終章』は2012年公開の第1作『るろうに剣心』から始まったシリーズのフィナーレを2部作で飾る作品。『The Final』では、穏やかに暮らしていた緋村剣心(佐藤健)たちの前に、彼の過去を知る敵・雪代縁(新田真剣佑)が現れ、剣心と激突する。『The Beginning』は幕末が舞台となり、「不殺(ころさず)の誓い」を立てた理由、左頬に刻まれた十字傷の謎など、剣心の過去が明かされていく。(編集部・海江田宗)

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