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トランスフォーマー続編は作りすぎた…マイケル・ベイが後悔 スピルバーグも「止めろ」と忠告していた

画像は第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』より
画像は第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』より - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 “ハリウッドの破壊王”ことマイケル・ベイ監督が、自ら手がけた映画『トランスフォーマー』の続編を作りすぎたと、英UNILADに後悔の念を吐露した。

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 巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に名を連ねた『トランスフォーマー』(2007)は、あらゆるテクノロジー機器に変身する地球外生命体と人類の攻防を描いたSFアクション。1作目は全世界累計興行収入7億970万9,780ドル(約851億円)のメガヒットを記録し、その後シリーズ化されたものの、第5弾『トランスフォーマー/最後の騎士王』は興行成績と批評共に散々な結果に。同作は、その年の最低映画を決める祭典・ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で最多9部門にノミネートされてしまった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)

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 新作アクション映画『アンビュランス』のプロモーションで同サイトの取材に応じたベイ監督は、今年公開15周年を迎えた『トランスフォーマー』について言及。当時の最新テクノロジーでの実写化に不安はあったものの、「それが新たな境地を開拓した。楽しい経験だった。7億ドル以上を稼いだということは、それだけチケットが売れ、たくさんの人が観てくれたということだ」と振り返る。

 一方で、『最後の騎士王』までの続編について「私は作りすぎた」と告白したベイ監督。「スピルバーグからは、第3弾(『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』)で止めろと言われた。でも、私はできなかった。スタジオが第4弾(『トランスフォーマー/ロストエイジ』)を作ってくれと懇願してきたからだ。結果、映画は10億ドル以上稼いだ。私はこれで止めると伝えたが、彼らはまた頼み込んできた。私は止めるべきだったんだ」とスピルバーグから忠告を受けていたと明かしている。

 『トランスフォーマー』の監督から退いたベイ監督だが、シリーズ自体は続行。2018年にはスピンオフ『バンブルビー』が公開されおり、2023年には『クリード 炎の宿敵』のスティーヴン・ケイプル・Jr監督がメガホンを取る新3部作の第1作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が控えている。(編集部・倉本拓弥)

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