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「ちゅらさん」総集編、GWに再放送!ヒロイン・国仲涼子の思い出のシーンは?

「ちゅらさん」でヒロインを演じた国仲涼子
「ちゅらさん」でヒロインを演じた国仲涼子 - (C) NHK

 国仲涼子がヒロインを務めた2001年度前期の連続テレビ小説「ちゅらさん」の総集編(全3回)が再放送されることが発表された。NHK総合で5月3日から5日にかけて午前10時40分~11時54分に放送される。

【写真】ドラマでの中谷美紀とのキスシーンを振り返る国仲涼子(2017年)

 今回、沖縄本土復帰50年を記念して、沖縄を舞台にした「ちゅらさん」の再放送が決定。3本シリーズの総集編として再構成されたもので、八重山諸島小浜島で育ったヒロインの古波蔵恵里(国仲)が那覇へ移り住み、やがて上京して看護師を目ざす姿が描かれる。恵里は沖縄の“おばぁ”や温かい家族、東京で一緒に暮らす「一風館」の住人たちに見守られ、成長していく。

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 連続テレビ小説の第64作にあたる「ちゅらさん」。脚本を手掛けたのは、その後に「おひさま」「ひよっこ」などにも携わることになる岡田惠和。主題歌にはKiroroの「Best Friend」が使用されている。出演者には国仲のほか、小橋賢児平良とみゴリ山田孝之丹阿弥谷津子余貴美子村田雄浩菅野美穂北村和夫真野響子佐藤藍子勝野洋田中好子堺正章などが名を連ねる。語りは平良が担当している。

 NHKプラスでは放送中から放送終了後1週間、パソコンやスマホで視聴可能。(編集部・大内啓輔)

国仲涼子のコメント「ちゅらさん」総集編の再放送にあたって

「ちゅらさん」は、20年も経ってるとは感じられないほど、今でも私にとって身近な作品です。沖縄を題材にした作品という事もあり、沖縄出身である私にとって、改めて沖縄の素晴らしさを感じ、それを観ている方に伝えたい! という思いで演じてました。
オーディション合格の連絡は、最終オーディションから2か月以上経っていたのもあり、てっきり落ちていたのかと思っていました。事務所から連絡あり「次の日にNHKでヒロイン発表があります。家族にも言わないように!」と。「え? どういう事?」と半信半疑で臨んだヒロイン発表は、緊張というより夢なんじゃないか。という気持ちでした。実感してきたのは、ヒロイン発表後に台本を頂いた時でした。
私から見て恵里は、沖縄の太陽の様な存在! 明るく前向きでクヨクヨしない。嫌な事も自然に吹き飛ばせちゃう、周りを元気にしてくれる。私も恵里と個人的にお友達だったら? とよく思ってました!
「ちゅらさん」で特に思い出のシーンは、大都会の東京で小さい頃から好きだった文也君と新宿ですれ違うところ。そして、沖縄小浜島のガジュマルの木の下でプロポーズされるところです。プロポーズのシーンはプロポーズを受けた後の恵里の気持ちがなかなか私の中で整理が出来ず、すごく時間をかけて撮影したのを覚えています。
撮影中での思い出のエピソードは、恵里が家族に内緒で東京へ旅立つシーンの撮影です。
内緒にしてたはずが、家族には全部知られておりカバンの中から父の録音メッセージを聞いて涙する。という「ちゅらさん」の撮影ではじめての泣きのシーンでなかなか泣くことが出来ず、監督、スタッフの皆さんにすごく時間をかけさせてしまいました。
この時の泣けなかった撮影時の事は、20年経った今でも泣くシーンの撮影で必ず思い出します。
共演者の皆さんとは10か月撮影してきたので本当の家族の様でした。丸テーブルを囲んで食事する家族のシーンでは、みんなお喋りに夢中で監督に怒られた事も何度もあります。
おばぁ役(平良とみ)は、私の体調の事を気にかけてくださって「しっかりご飯たべなさいよ!」とお声をかけてくれてました。
沖縄の魅力は沢山あります!気候、食べ物、人柄。そして何よりおばぉの偉大さ!
長く生きているおじぃ、おばぁの話はとても重要だと、沖縄で生まれ育って学んだ事です。
「いちゃりばちょーでー」は、一度会えば、みな兄弟! という意味。沖縄のことばで私が好きな言葉です。
「ちゅらさん総集編」をご覧になれば、沖縄の魅力が満載で絶対沖縄へ行きたい! と思うはず!
愛が溢れた作品なので、何度でも観て欲しいと思います。お楽しみに!

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