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マイケル・J・フォックスにアカデミー特別賞「ジーン・ハーショルト友愛賞」

パーキンソン病への取り組みが評価されたマイケル・J・フォックス
パーキンソン病への取り組みが評価されたマイケル・J・フォックス - Noam Galai / Getty Images for The Michael J. Fox Foundation

 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどで知られる俳優のマイケル・J・フォックスに、アカデミー賞からジーン・ハーショルト友愛賞が贈られることが明らかになった。現地時間21日、アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーが発表したもので、11月19日に米ロサンゼルスで行われる、第13回ガバナーズ賞授賞式にて授与される予定。

【画像】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストの現在

 ジーン・ハーショルト友愛賞は、人道的活動により映画芸術の分野に貢献した人物に贈られる賞。マイケルは、パーキンソン病研究に対する長年にわたる取り組みが評価された。『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(1990)に出演した後の1991年、マイケルは、当時29歳でパーキンソン病と診断され、2000年にパーキンソン病研究のための「マイケル・J・フォックス財団」を設立。米映画芸術科学アカデミーのデヴィッド・ルービン会長は、マイケルの取り組みが「1人の人間が何百万人もの未来を変えることができると示した」とその功績をたたえている。

 また、ユーザン・パルシーダイアン・ウォーレンピーター・ウィアー監督に名誉賞が授与されることも発表。名誉賞は、生涯にわたる卓越した功績と映画界への並外れた貢献をたたえる賞で、日本では黒澤明監督、宮崎駿監督も受賞している。(編集部・入倉功一)

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