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ショーン・ペンの美人娘、父との仕事は「強烈」 貴重な親子2ショット公開!

ショーン・ペン&娘のディラン・ペンのオフショット
ショーン・ペン&娘のディラン・ペンのオフショット - (C)2021 VOCO Products, LLC

 ショーン・ペンの監督最新作『フラッグ・デイ 父を想う日』(12月23日公開)から、ショーンが実娘ディラン・ペンとのオフショットなどを捉えたメイキング写真が公開された。

【画像】ショーン・ペンと美人娘の2ショット

 本作は、『ミルク』『ミスティック・リバー』で2度のアカデミー賞主演男優賞に輝いたショーンが、初めて主演も兼任した監督作。ジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録を原作に、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化する。アメリカ国旗制定記念日“フラッグ・デイ”に生まれた主人公ジョンと娘の20年近くに及ぶ日々をたどる。ジョンの娘ジェニファーを演じるのは、彼の実娘であるディラン。ショーンの15年にも及ぶ説得に応じ出演を決意した。

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 メイキング写真には、ショーン&ディランの笑顔の父娘2ショットのほか、2人が監督と主演俳優として真剣に打ち合わせに臨む模様や、ショーンが演じるジョンの姿のままカメラを覗く様子も。そのほか、ジョンがたった一人で史上最高額の贋札を偽造した部屋を捉えたカットも見られる。

 原作の回顧録が出版された少し後に原作と本作の脚本を読んだショーンは、双方に魅せられ、その時から自らメガホンをとることを望んでいた。ショーンは、「この回顧録自体が、散文の中に存在する率直さにおいてとても豊かで、それから6つのどんな映画でも作れそうな勢いだった。でも、脚本のジェズ・バターワースとジョン=ヘンリー・バターワース(『フォードvsフェラーリ』など)が、回顧録からその意図を見事に抽出して脚本に落とし込んでくれたんだ。僕は家族の繋がりに関する物語に激しく心を揺さぶられる。これは、みんなが、人生に存在するさまざまな馴染みのあるテーマを見出すことのできる物語なんだ」と物語の魅力を語る。また自身の監督作で初めて出演した心境について「いつも、同じ映画の中で監督と主演を担う人に驚いてたし、自分がそうするなんて今まで考えたこともなかったよ。予想してた通り、力を全て吸い取られた感じで、またやるかと言われたら微妙だよ(笑)」と語っている。

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 ショーンは、初めからこの役を演じるのは娘のディラン以外に考えられなかったと言い、同時にディランが演じる準備がまだできていないことも理解しており、いつか彼女が承諾してくれることを望んでいた。ショーンは「ディランはいつしか僕の中で、演技とはこういうことを言うのだと僕が感じていたものになってくれていたんだ」と振り返り、ディランの演技について「ディランは1日目から、リアルさを作り出すマシンのようで僕らを驚かせた。彼女と働くことに対して毎日誇りを持てたね。心からワクワクしたよ。彼女の演技を一番いい席で観られたんだから」と誇らしげに語る。

 一方、娘のディランは父との共同作業は「物凄く強烈だった」と言い、「共演者そして監督として父と共に働くことは、物凄く強烈でしたよ! と言っても、父は本当に私が経験した中で最高の共演者であり監督なんです。そういう意味では、父と一緒に働けたのは良かったですね。本当に驚くほど支えられている感じがして、そのおかげで、弱さを見せ、本質的、そして感情的にありのままの自分をさらけ出すことができました」と振り返っている。

 ショーンが“戦友”と信頼する撮影監督ダニー・モダーは、映画監督としてのショーンについて「ショーンの監督としての強みは、ビデオヴィレッジ(カメラが映し出す映像を見るモニター周辺のこと)や多すぎる選択肢もなく、僕らの気を散らすものが最低限の状態で仕事をさせてくれることなんだ。彼は全てをうまくまとめ、僕らが安心して作業を進められるように取り計らってくれる」と絶賛。同時に、「僕自身、彼の一つ一つの演技でこれまで以上に熱狂的なファンになってしまったので、彼に別のアプローチやもう1テイクをお願いするとなると気が引けるほどだった。こんなことは滅多にないし、ショーンの映画製作やカメラに払う敬意を見ることができて本当によかったと思っている」と俳優としての魅力にも触れている。(編集部・石井百合子)

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