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『MEG ザ・モンスター』続編に『シン・ゴジラ』の影響 監督のゴジラ愛がさく裂

『MEG ザ・モンスター』続編は怪獣映画に?
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 ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画『MEG ザ・モンスター』の続編『MEG ザ・モンスターズ2』(8月25日公開)を手がけたベン・ウィートリー監督がリモートインタビューに応じ、本作に日本の怪獣映画『シン・ゴジラ』の影響があると明かした。

【動画】まさに海のジュラシック・ワールド!『MEG ザ・モンスターズ2』特別映像

 『MEG ザ・モンスター』は、地球上に実在したとされる巨大ザメ・メガロドン(通称MEG)と、潜水レスキューのプロである主人公ジョナス・テイラー(ステイサム)の死闘を描いた海洋パニック。続編では、深海からMEGの群れや新たな巨大生物がジョナスたちに襲いかかる。

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 前作のジョン・タートルトーブから監督の座を引き継いだウィートリー監督は、前作に敬意を払いながら、続編ではよりスケールアップした物語を目指したと語る。「多くのファンが受け入れてくれた前作から、さらに前へと進めたかったのです。幸運なことに、今回すでに確立された世界観を拡げる役割をいただきました。アクション面では規模を大きく、よりエキサイティングに。クリーチャーに関しては、もっと登場させることができるのではないかと思い、新たな生物たちを登場させています」

 そんなウィートリー監督は、大の怪獣映画好きだそうで「『ゴジラ』は何作品も観てきましたし、『モスラ』シリーズも大ファンなんです」と告白。2016に公開された『シン・ゴジラ』の名前を自ら挙げると、「『シン・ゴジラ』も大好きです。巨大生物が街を蹂躙するさまはすばらしく、深刻な場面からの切り替えなど、映画のそういった部分を本作で参考にさせてもらいました」とゴジラ映画からの影響を明かす。「また、1960年代から1970年代の『ゴジラ』映画からの影響もあります。奇異さであったり、サイケデリックな要素も盛り込みました」

 予告編にも映っているように、続編にはタコのような巨大生物や獰猛な小型生物も登場する。「海だけではなく、地上にも危険な生物が生息しているんです。彼らが存在する限り、その土地は安全とはいえません。クリーチャーたちが泳いだり陸に上がったり、また海に戻ります。大きさも小型なヤツから、巨大ダコみたいなスケールまで幅広いです。まさに、レイ・ハリーハウゼン(アメリカの特撮映画監督)のような世界観です。私は本作を、ハリーハウゼンが手がけた怪獣映画のように思っています」

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 『MEG ザ・モンスターズ2』がヒットすれば、当然次回作の話も出てくるだろう。ウィートリー監督は「脚本家組合がストライキに入っているから、誰もその話をすることはできません」と明かし、「ただ、この作品がうまくいけば、もう1本作ることは避けられない。みなさんが前作を愛してくれたおかげで、シリーズに弾みがついていますし、この作品を正しく届けることができたら、第3弾に進むべきだと私も思います」と続編実現へ期待を込めた。(編集部・倉本拓弥)

まさに海のジュラシック・ワールド!ステイサムVS超巨大ザメ『MEG ザ・モンスターズ2』特別映像 » 動画の詳細
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