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『ゼルダの伝説』ハリウッド版、目指すは実写版“宮崎駿映画”「最高なものになる」と監督が約束

ジブリ作品に近い世界観に? - 「ゼルダの伝説」の主人公リンク
ジブリ作品に近い世界観に? - 「ゼルダの伝説」の主人公リンク - Photo by Stanislav Kogiku/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

 任天堂が製作を発表したハリウッド映画版『ゼルダの伝説』の作風について、メガホンを取るウェス・ボール監督が Entertainment Weekly に語った。

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 「ゼルダの伝説」は、トライフォース(黄金の聖三角形)を礎とするハイラル王国を舞台に、主人公リンクの壮大な冒険を描く任天堂の大ヒットゲームシリーズ。実写版は、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、マーベル・スタジオ創設者で知られるアヴィ・アラッドがプロデューサーを務め、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが全世界配給&共同出資を行う。

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 ファンタジー要素が詰まった「ゼルダの伝説」を実写化する上で、ボール監督は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのような世界観にはならないと明言。スタジオジブリ映画を手がける日本の宮崎駿監督の名を挙げながら、「私はずっと宮崎監督の実写映画を観たかった。彼がもたらす驚きや奇妙さを(この作品で)見てみたい」と明かした。

 ボール監督は、13年前に自身のX(旧Twitter)で「ゼルダの伝説」を実写化したいと呟いていたほど、大の原作ゲーム好きだ。実写版は「最高なものになる」と約束した監督は、「私の人生はこの瞬間のために導かれてきた。『ゼルダの伝説』で育ってきて、最も特別な作品だ。表現を選べば、まだ手が付けられていないIP(原作もの)。私たちは頑張って取り組んでいる。できるからただ挑戦するのではなく、何か特別なものを作りたい」と実写版への熱い思いを語った。

 現在ボール監督は、『猿の惑星』シリーズ最新作『猿の惑星/キングダム』(2024年初夏日本公開)のポストプロダクション作業中。同作が落ち着いた段階で『ゼルダの伝説』の製作に着手する予定だという。(編集部・倉本拓弥)

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