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ジーニーの完成度高っ!6月の5つ星映画5作品はこれだ!

今月の5つ星

 今月の5つ星映画は、ディズニー不朽の名作の実写版、漫画家・五十嵐大介の初の長編アニメ、サンダンス映画祭審査員特別賞作品、香取慎吾白石和彌監督の初タッグ作、コメディー&SF要素満載のホラーをピックアップ。これが6月の5つ星映画5作品だ!

ウィル・スミスのジーニーが予想以上の完成度の高さ

アラジン
(C) 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

アラジン

 数あるディズニー作品の中でも特に高い人気を誇るアニメーション映画『アラジン』を実写化した本作。ストーリーの大きな部分は変わらず、貧しくも清い心を持った青年アラジンと王女ジャスミンの恋、そして魔人ジーニーが宿る魔法のランプをめぐる冒険が描かれている。実写版の一番の特徴は、やはりハリウッドスターのウィル・スミスが演じたジーニーだ。アニメでジーニーの声を務めていた名優、故ロビン・ウィリアムズへの敬意を払いながら演じたウィルならではのジーニーは、多くの人を虜にすることになるだろう。メガホンを取ったのは『シャーロック・ホームズ』などのガイ・リッチー監督。とても丁寧に、誠実にアニメを実写化しており、実写ならではの壮大な映像に「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」「アリ王子のお通り」などの名曲が重なるたびにワクワクが止まらない。中村倫也山寺宏一らが参加した吹替版も見逃せず、家族みんなで映画館に通いつめることになりそう。『パワーレンジャー』などのナオミ・スコットが演じたジャスミンの可愛さと強さに魅せられる人も続出か!?(編集部・海江田宗)

映画『アラジン』は6月7日より全国公開

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アニメだからこそ表現できる壮大な「海の不思議」

海獣の子供
(C) 2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

海獣の子供

 橋本愛主演で実写映画化された食がテーマの『リトル・フォレスト』2部作(2014・2015)、現在公開中の韓国版『リトル・フォレスト  春夏秋冬』の原作をはじめ、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した「魔女」や、先ごろ連載が終了した「ディザインズ」まで、自然と生き物の関わりを描いた不思議な世界観で魅了する漫画家・五十嵐大介。初の長編アニメとなる『海獣の子供』の舞台は海。『MIND GAME マインド・ゲーム』『鉄コン筋クリート』などで知られる映像制作集団STUDIO4℃により、極彩色の海の世界が美しく描かれる。とりわけ目を引くのがハイビスカスの花と空、サンゴと海など、赤と青のコントラスト。家庭でも学校でも居場所をなくした少女(声:芦田愛菜)の視点を通して描かれる「海の不思議」の迫力やスケールは、アニメだからこそ表現できるもの。ジュゴンに育てられたという不思議な兄弟、海に堕ちた彗星、海洋生物の大移動……。そして兄弟が口にする“ソング”“祭りの本番”など、超自然的な秘密をひも解く物語は、まさにスクリーンで体感するにふさわしい。(編集部・石井百合子)

映画『海獣の子供』は6月7日より全国公開

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これを観ずして今年の上半期は終われない!

ウィーアーリトルゾンビーズ
(C) 2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS

ウィーアーリトルゾンビーズ

 2017年のサンダンス映画祭ショートフィルム部門で日本人初のグランプリを受賞した長久允監督の長編デビュー作となる青春音楽映画。両親が死んでもなぜか泣けなかった子供4人の冒険を、ロールプレイングゲームに重ね合わせて描いていることや、本来なら悲劇とされる出来事をカラフルな色彩と多種多様な音楽でポップに表現し、独創的に仕上げている。「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」「人生ってクソゲーなのかな。」というキャッチコピーは作風を的確に示す秀逸さで、劇中のさりげない演出にも「感情を手に入れる旅」に出た4人の志の尊さが表れている。本作では、第35回サンダンス映画祭のワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門で審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞し、第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション(14plus)部門でスペシャル・メンション(特別表彰)を受けた。すでに海外での評価実績も積んでいる長久監督は、今後の作品にも大いに期待の持てる新鋭の一人と言えるだろう。俳優陣も佐々木蔵之介工藤夕貴菊地凛子永瀬正敏など、列挙しきれないほどの実力派が脇を固める中、バンドマネージャー役の池松壮亮が格別の輝きを放っていることも見逃せない。(編集部・小松芙未)

映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』は6月14日より全国公開

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“俳優”香取慎吾の薄汚れた中年姿に衝撃

凪待ち
(C) 2018「凪待ち」FILM PARTNERS

凪待ち

 『凶悪』『孤狼の血』など容赦ないバイオレンス描写に定評のある白石和彌監督の最新作となる本作。人生をやり直そうとした矢先に恋人を殺され、転落していく主人公・郁男の姿を描き、暴力描写を含みつつも今作ではより重厚な人間ドラマに重きを置いている。舞台となったのは、震災の爪痕が残る宮城県の石巻市。郁男の喪失感と再生の物語がこの背景にも重なり『凪待ち』というタイトルが味わい深い。ドン底でもがきながらも、どこか自分で自分を見限っているフシのある郁男を演じた主演の香取慎吾は、トレードマークの笑顔を封印。薄汚れた中年男性に変身したノーメイク姿だけでも驚きだが、世俗的で生々しさが漂う芝居はそれ以上の衝撃だ。特に絶望にまみれた瞳の芝居が印象的で、郁男の内側に秘められたゾッとするほどの深淵がそこから垣間見える。“俳優”香取慎吾の新境地を開いた一作だ。(編集部・吉田唯)

映画『凪待ち』は6月28日より全国公開

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殺され続けるビッチな女子大生の成長劇

ハッピー・デス・デイ
(C) Universal Pictures

ハッピー・デス・デイ

 『ゲット・アウト』や『ハロウィン』といった大ヒットホラーを連発するブラムハウス・プロダクションズが制作。誕生日の夜に何者かに殺害されてしまう女子大生は、目覚めると同じ日を迎えていることに気が付く。『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』のクリストファー・ランドン監督が、ブラムハウス節とも言えるホラー描写に加えて、コメディー要素とタイムループというSF要素を追加。主人公が自分を殺した犯人が誰なのかを突き詰めるストーリーが、テンポ良く進んでいく。見知らぬ男の家で目を覚ましたり、教授と密会するなど“超”ビッチな女子大生が、タイムループに陥ったことで成長して真面目に生きようとする姿はどこか微笑ましい。『ラ・ラ・ランド』ではエマ・ストーンのルームメイトを演じていたジェシカ・ロースが、殺され続ける“ビッチな女子大生”を体当たりで演じているのも見どころだ。日本では連続公開となる続編『ハッピー・デス・デイ 2U』への布石としても楽しめる一本となっている。(編集部・倉本拓弥)

映画『ハッピー・デス・デイ』は6月28日より全国公開

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