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「ハリー・ポッターとアズカバン」来日記者会見

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6月26日に待望の公開を迎え、オープニング記録が史上歴代3位を記録した『ハリーポッターとアズカバンの囚人』。公開を記念して、主演のエマ・ワトソン、ルパート・グリント、アルフォンソ・キュアロン監督とプロデューサーのデイビッド・ヘイマンが来日した。またロンドンで撮影中のダニエル・ラドクリフも衛星中継で参加し、出演者一同、息のあった会話をユーモアたっぷりにを披露した。

アルフォンソ・キュアロン(以下監督):日本に来られて興奮しているよ! 日本のハリー・ポッターファンは世界でナンバー・ワンだと確信したよ。(ダニエルのみ衛星会見のためスクリーン上にのみ現れる)後でダニエルが登場するけど、彼が本当はCGのキャラクターだったということが判明してしまうかもね(笑)。

エマ・ワトソン(以下E):日本に来たのは初めてなの。すごく来たかった国だから、とてもうれしいわ!ニホン ダイスキ!

ルパート・グリント(以下:L)日本は本当にかっこいい国だから、ずっと前から来たかったんだ。とってもクールだね。

デイビッド・ヘイマン(以下製作):こんなにも素晴らしい歓迎に感謝しているよ。監督も言ったように、日本のファンは世界一だよ。僕の日本語の先生であるエマがいったように、ニホン ダイスキ!

ロンドンとの衛星がつながり、ダニエル・ラドクリフの登場

ダニエル・ラドクリフ(以下D):来日できなくて残念だよ。今ちょうど4作目の水中のシーンを撮影中なんだ。次回は来日したいと思っているよ!

■俳優がCGキャラクターに命を吹き込んだんだ

Q:出来上がった作品を観たときの感想を聞かせて下さい。
D:本当に驚異的なアレンジだと感じた。また10か月以上かけて完成した作品を観るというのは、とてもすばらしい瞬間だった。監督は素晴らしい演出をしてくれたと思う。
R:特殊効果の映像が加えられていて、とてもクールだったよ。特に"ディメンター"の映像はすごかったな。
E:ダニエルが言ったように、今までやってきたことをスクリーンで観たときはとても興奮したわ。特殊効果も最高だったしね。
監督:まずホッとしたよ。原作に忠実な、思い描いた物に近い作品が出来上がったからね。今回とても重要なことを学んだよ。それはどんなに素晴らしいCG技術を駆使しても、俳優の演技なくしては、いい作品には成り得ないということだ。観客が"ディメンター"を恐ろしいと思うのは、ダニエルの演技力のお陰だし、"ヒッポグリフ"が可愛く見えるのも、周りの役者のお陰なんだよ。彼らがCGに命を吹き込んでくれたといっても過言ではないね。
製作:その通りだね。撮影中は黄色いボールを相手に演技していたのにね(笑)。監督はとても明確なビジョンを持っていたし、綿密なストーリーボードも作っていた。そしてそのとおりの作品になっていると思う。原作者のJ.K.ローリングは、監督が付け加えたエピソードに関して「私が付け加えるべきだったわね」と言うほど気に入っているようだったよ。

Q:ダニエル君は作品を追うごとに成長されているようですが、ご自身で実感されていますか?
D:えーと……僕はあんまりそうは思ってないんだけどな(笑)。最近ちょっといやなことに、エマのほうが僕より背が高くなってきているんだよね(笑)。でも本作では監督のお陰で、俳優として成長したとは思っているよ。

Q:キャストの3人に質問なのですが、実際の性格がどのキャラクターに近いのでしょうか。
D:たぶんロンとハーマイオ二ーの2人を掛け合わせた性格かな。
R:僕はどちらかというと、ハリーだと思う。
E:そうね、難しい質問だわ。私も2人を掛け合わせた性格だと思うわ。

Q:日本からのファンレターについて教えて下さい。
D:ファンレターの50パーセントは日本から届いているんだ。便箋や装丁がすごくきれいなんだ。中身に関しては、送ってくれた人に申し訳ないから内緒だよ。ファンの皆はいつも応援してくれるので、感謝しているんだ。

■僕らは大の親友なんだ

Q:良き共演者であり、友人の3人だそうですが、お互いのいい所を教えて下さい。
D:発言には十分気をつけろよ(笑)。
E:えーと、そうね……。
D:続けろよ(笑い)。(会場も大爆笑)
E:ダニエルとはとてもいい友達なの。ユーモアのセンスもあって、周りの人を楽しませてくれる人よ。その上気さくで、飾ったところが全くないの。そんな彼のことが大好きだわ(笑)。
R:彼とはとても仲良しだよ。本当に仲良くないと、撮影も上手くはいかないよ。
監督:本当のところはどうなんだ?
R:ああ、まあまあかな(笑)。
E:次はダニエルよ、私たちもプレッシャーはかけないわ(笑)。
D:僕らは本当に仲がいいんだよね。エマは妹のような存在だし、ルパートとは大の親友同士だしね。エマ、さっきはやさしい言葉をありがとう!

Q:監督の目から見ても3人は仲が良かったですか?
監督:いや、全然だよ。お互いを憎み合っていたんじゃないかな(笑)。3人とも口を聞かないんだ。だから今日ダニエルは来てないんだよ。
D:そうなんだ、飛行機に乗せてもらえなかったよ。
監督:もちろん今のは冗談だよ。3人があまりにも仲が良すぎて、グルになって僕に向かってくるのが大変だったよ!

Q:実際に魔法を使えるとしたら、どんな魔法で、何をしたいですか?
E:日本に来ても時差ぼけにならない魔法をかけたいわ(笑)。
R:僕は透明になりたいな。そうすれば試験から逃げ出してもわからないだろ?
D:1作目でハーマイオ二―が100回くらい唱える「アロハモーラ」という呪文がいいな。この呪文を使えばどの扉も開くことができるので、好きな所へ行けるからいいよね。
監督:どの扉を開けたいんだ?
D:え?……いい質問だね(笑)。

■エマ・トンプソンからアドバイスをもらった

Q:役を演じる上で、参考にしたアドバイスはありますか?
E:才能豊かな人々と共演できたことは本当に幸せだったし、女優としても成長することができたと思う。撮影が始まる前、監督から自分たちの役についてエッセイを書くよう宿題を出されたの。それは監督が私たちの意見に興味を持っているということでしょ? だからとてもうれしかったわ。演技に対しても役者の自由に演じさせてくれたので、ハーマイオ二―は新たなレベルに到達することができたと思うの。
R:エッセイの宿題は役立っただろうけど、僕はは提出しなかった。でもそれはロンらしいということで免除されたんだ。
D:確かに役立ったよ。監督の演出もとても素晴らしかったので、俳優として成長できたと思う。他にはエマ・トンプソンからアドバイスを受けたよ。彼女とのシーンで、僕は歩くだけで良かったんだけど、難しく考えすぎて悩んでしまったんだ。そうしたら彼女が「ただ歩けばいいのよ」と教えてくれた。そうしたら、一発でOKがでたんだ。それはとても勉強になったよ。

■彼らはキャラクターそのものだよ

Q:俳優たちのいいアドリブや提案した演出について教えて下さい。
製作:この3人なしでは、この映画は成立しないと思う。それぞれが本当に役になりきっているんだ。さっきのエッセイについても、ルパートが提出しなかったのはロンそのものだし、ダニエルは2、3枚、エマは65枚も書いてあった。まさに役柄と一緒だろ?この3人のものすごい熱意というのは、スタッフ全員に移ってすばらしいエネルギーになったと思う。この4年間を通して、演技力も磨きがかかってきたし、存在感も養われてきた。そんな彼らを見るのは、非常に感慨深い気持ちになるね。
監督:彼らからとても多くを学ばせてもらえてことに感謝している。彼らは撮影意外に学校の勉強もしなくてはならなかったんだ! だから辛いときは彼らのことをおもいだして「あの子たちががんばっているんだから、僕もしっかりしなくては」と思ったんだ。彼らの内なる強さというものは、一生涯忘れることはないどろう。言ってみれば僕の師匠みたいなものだね。
D:監督は1日25時間働いていたじゃないか!
E:みんなとても謙遜した人ばかりなので、私が代わりに言うわ! この映画に関わった人はみんなすばらしい情熱を持って、全身全霊をかけて取り組んでいたわ。
D:3作目も素晴らしい作品に仕上がったので、日本の皆さんが楽しんでくれるとうれしいな。きっと気に入ってもらえると思うよ!

(文・取材:FLiXムービーサイト)
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は6月26日より丸の内ピカデリー2他にて大ヒット上映中。

 


↑身振り手振りを交えて嬉々として話すエマちゃん


↑真っ白な肌と赤毛がきれいだった、ルパート君。ちょっと猫背でかわいい !


↑常に皆を気遣っていたプロデューサーのデイビッド。前回もダニエルとともに来日してました 。


↑監督のアルフォンソは、会場のカメラマンたちに一斉にフラッシュを炊くよう指示。それを自分のカメラで撮っていました


(C)2004 Warner Bros. Harry Potter Publishimg Rights (C)J.K.R
↑グリフィンドール談話室から中継に参加したダニエルは、現在(原作を読んだ人はご存知の) 水中シーンの撮影中。


↑全員集合!来日組みは机のモニターでダニエルをチェック


↑監督とエマちゃんは本当に仲良さそう


↑夢の3ショット!次回は是非実現してほしい!!

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